製品紹介 ベンタナ ベンチマーク SS

ベンタナ ベンチマーク SS

ベンタナ ベンチマーク SS

「ベンタナ ベンチマーク SS」は、特殊染色におけるベーキング・脱パラフィンから染色までの一連の工程をランダムアクセスで処理する全自動システムです。
ベンタナの染色技術で、優れた染色性と再現性を実現します。
プロトコール調節の自由度が広がりました。

特長

ベーキング、脱パラフィン、染色を完全自動処理
独立したヒーターの採用で反応温度の異なる染色の組み合わせが可能
染色プロトコールの編集により、ご希望の染色の濃さに対応可能
インターネット回線を利用したCareGiverによるリモートサポート体制(要インターネット接続)

自動化

  • ベーキングから対比染色までの全工程を自動化しています。
  • 異なる染色法を同時に自動処理します。
  • スライドにバーコードを貼り付け、試薬と共にセットするだけで、すぐに処理を開始します。
  • システムをスタートさせた後は、染色が終了するまで操作は不要ですので、他の仕事に専念できます。

優れた染色結果と再現性

  • エアミキサー、液体カバースリップ、ジェット・スライド・ウォッシャーなどの世界的に実績のあるベンタナブランドの免疫染色装置で培った技術により、再現性の良い染色結果が得られます。
  • お好みの染色条件が設定可能です。

安全性

  • 試薬は全て調製済みで、劇物にも触れず作業者に安全です。
  • 廃液タンクとバッファータンクには液面センターを実装し、染色途中での補充や廃棄作業から解放されます。
  • 自動ロック機構が、染色中のスライドへの 不正アクセスを防ぎます。
  • スライドごとに独立した染色を行うことにより、クロスコンタミネーションを防ぎます。

モジュール式

  • 1台のシステムコンピュータから最大8台まで染色モジュールの制御が可能です。
  • 各施設のニーズに応じて段階的に増設が可能です。
  • 各モジュールは個別にコントロールできるので、処理中でも他スライドの処理を開始することが可能です。

バーコードによる管理

  • 試薬およびスライドは、バーコードで管理しますので、試薬やスライドをセットする位置の登録は不要です。
  • 試薬のロット・残量・有効期限なども把握できます。 システムが自動的にバーコードを読み取り、必要な試薬が足りない時などは、染色を開始する前にエラーメッセージで伝えるため、染色不良もなくなります。

CareGiverによるサポート体制

装置の異常等をモニタリングし、エラーをいち早く察知してサポートセンターへ自動的に送信します。
エラー時の作業停止時間や修理に取り掛かるまでの時間を最小限にし、解決のスピード化を実現します。
*ロシュ カスタマーサポート受付時間:月曜日から金曜日(祝祭日、年末年始を除く)9時00分から18時00分

テクノロジー

検査の標準化と効率化を追求するベンタナ・テクノロジー

ベンタナ独自の様々なテクノロジーは、現代のダ・ヴィンチとも評されるアリゾナ大学の病理学者Dr.Groganのアイデアと高い技術と経験を持つスタッフによって開発、実用化されました。

エア・ミキサー

エア・ミキサー

正確にコントロールされたエア噴射により、試薬を確実かつ均一に撹拌し、反応性を高めます。 それによって染色ムラをなくすだけでなく、反応時間短縮に貢献しています。

液体カバースリップ

液体カバースリップ

独自の液体カバースリップが組織と反応液を確実にカバーして、蒸発を防ぎ、スライド表面の温度を一定に保ちます。

ジェット・スライド・ウォッシャー

ジェット・スライド・ウォッシャー

スライドの洗浄も自動化。切片が剥がれないようにやさしく、かつ効率良く洗浄し、不要な未反応試薬を除去することによって、バックグラウンド染色を低減します。

システムの内部

システムの内部

スライドの洗浄、バッファー添加、液体カバースリップ、試薬の分注などの一連の操作は、マイクロ・プロセッサーが自動的かつ正確にコントロールします。

特殊染色用試薬

特殊染色用試薬

最適化された試薬は、バーコードによって試薬の種類やロット、有効期限、残量などを自動的に管理します。

仕様

ベンタナ ベンチマーク SS 仕様

項目 詳細
寸法(W×D×H) 本体 染色モジュール 40.9cm×66.0cm×38.4cm
本体 バッファーモジュール
および廃液モジュール
50.8cm×61.0cm×90.2cm
設置スペース(縦置きの場合) 71.0cm×69.8cm×169.5cm
+コントロールシステム(一般的なラックの場合:60cm×68cm×150cm)
重量 染色モジュール 30.8kg
バッファーモジュール
および廃液モジュール
45.54kg
一括処理枚数 1台あたり 最大20スライド
試薬設置数 1台あたり 最大25種類
接続モジュール数 1コントロールシステムあたり 最大8台
バッファータンク数 4種類 5タンク 脱パラフィン溶液,液体カバースリップ,2x洗浄液,Option
バッファータンク容量 1台あたり 3L×2個、6L×2個(脱パラフィン溶液、洗浄液)
温度コントロール スライド表面 37℃~75℃
処理能力 1台あたり 20スライド/20~90分(脱パラフィン処理プラス16分)
自動処理範囲 ベーキング、脱パラフィン処理、特殊染色試薬キットを使用した染色の前処理から発色まで
操作サイクル ランダムアクセス
定格電源 本体 AC100V ±10%、4A、50/60Hz
コントロールシステム AC100~120V、6A、50/60Hz
設置環境 室温15~30℃、温度10~80%(ただし、結露しないこと)、水平な床面、日光や空調機の風が直接当たらない場所

一般医療機器/特定保守管理医療機器 医療機器製造販売届出番号:13B1X00201000059
※仕様および構成は、予告なしに変更になることがあります。

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社